俺通信

日々思ったことを書こうと思います。

僕は『バクマン。』を愛している。だから映画が許せない。

こんなタイトルですが、最初に言っておくべきことが。

僕自身、まだ映画を観ていません。と、いうか住んでるところに映画館がないので『観れていない。』という表現が正しいですね。読んだのはJ-Booksより発売されているノベライズ版です。

 

バクマン。 (JUMP j BOOKS)

バクマン。 (JUMP j BOOKS)

 

 

まず、バクマン。を紹介しようと思います。

 

バクマン。 コミック 全20巻完結セット (ジャンプコミックス)

バクマン。 コミック 全20巻完結セット (ジャンプコミックス)

 

 バクマン。週刊少年ジャンプDEATH NOTEの作者の大場つぐみさんと小畑健さんの通称(?)『おばおばコンビ*1』が連載していた作品。

主人公は叔父が元マンガ家の真城最高(ましろもりたか 通称:サイコー)と学年1の秀才の高木秋人(たかぎあきと 通称:シュージン)。ヒロインは亜豆美保(あずきみほ)。

物語は高木秋人真城最高をマンガの作画に誘うところから始まる。

※ノベライズ版を含めネタバレ注意です

俺と組んでマンガ家になってくれ

より良い高校、大学へ進み会社に就職するのがふつう。ふつうに生きていく事が一番。そういう人生観を持っている真城最高14歳。(ここが重要)

中学3年1学期の中間テストの前日、忘れ物のノートを取りに教室へ戻った真城。

そのノートは勉強には必要無いが、絶対に見られたくないノート。

教室へ行くとそこには何故か真城のノートを持った高木の姿が。

高木は亜月は真城のことが好きだという。

『一番後ろの席だから』という理由でクラス全体のことを把握しているという高木。

真城が亜豆のことを好きなことも、真城がノートに亜豆のことを描いていたことも。

ノートを返して欲しいと真城が言うと高木は言った。

『この中の秘密は誰にも言わない。
 ただし、1つ条件がある。

 俺と組んでマンガ家になってくれ

「大金持ちになりたい」という単純な理由でマンガ家になりたいと真城を誘う高木。

だが、叔父の川口たろうから色々な話を聞いている真城はそれを断る。

その夢が叶ったら結婚して下さい

家に帰ってきた真城は勉強する気をなくし、ゲームをしながら叔父さんの仕事場に通っていた日々を思い出していた。

そんなことをしていると部屋に母親が。テスト前日にもかかわらずにゲームをしている最高を怒鳴りつける。

自分の将来のことを高木に続き母親に言われた最高はイライラが募る。

そんな時に突然ケータイに着信が。知らない番号からの着信だった。

電話に出ると相手はやたら興奮した高木だった。電話の内容は

『今から亜豆の家に告リに行くからおまえも来てくれ』

というもの。真城は疑問を覚えつつも集合場所へ向かう。

亜月の家に着いた2人は玄関のピンポンを鳴らし、亜月を外に呼び出す。

真城が居ることを知らされていなかった亜月は顔を赤くして一度目を背ける。

その行動を見て高木は亜月は真城のことが好きだと確信する。

高木の告白とはマンガ家になるということ。

高木は亜月の友達の見吉から声優を目指してるという話を聞いていた。

そんな話をしているタイミングで突然真城にバトンタッチ。

真城はつい『僕が絵を描いて、こいつが原作』と言ってしまう。

その瞬間亜月の目は輝き「それならなれる!」

真城はマンガがアニメ化した時のヒロイン役の声優の予約をする。

亜月は走り寄って来てそれを喜んで承諾する。

今までに無いくらい近い距離で亜豆の笑顔を見て色々なことが頭の中を駆け巡る真城。

そしてその時、真城の口から出た言葉が

『だからその夢がかなったら結婚してください』

突然のプロポーズに赤面した亜月は駆け足で家の中に戻る。

慌てる真城はドアホンから亜月の声が聞こえると誤解を解こうとする。

が、ドアホンから聞こえてきたのは『わかった 約束する……』というOKの声。

興奮する男2人。そんな中亜月はこう続ける。

『夢が叶うまではもう会わない。』

真城は気づいた。叔父さんと同じパターンだということに。

その条件を飲んだ真城はマンガ家になることを決める。日本一のマンガ家になることを。

 

これがバクマン。の最初の最初です。これが原作なんです。

ところが映画を原作にしたノベライズ版ではぜんぜん違う!

原作とノベライズの相違点

ネタバレ関係無しで書きます。

まず、舞台が高校2年生スタートとなっています。原作は中学3年生。

この時点でハァ?となりましたがキャスト的にここはしょうがない。妥協しましょう。

次に高木秋人がマンガ家を目指した時期。

原作では中学3年生の真城に話を持ちかける前にマンガ原作者を目指すこととなっています。*2

 ノベライズ版では子供の時からの夢という形になっています。

そして問題は次!!原作ファンが怒りを覚えたシーンでは無いでしょうか?

映画の宣伝CMを観ていても嫌な予感はしていましたが予想は的中した模様です。

マンガ家への誘いを断る真城にすがりつく高木。階段でもみ合っていると2人は足を踏み外し階段から落ちてしまう。

そこで登場するのがなんと亜豆!!そして真城のノートを亜豆に見られてしまう!

そこで高木が立ち上がり真城とマンガ家になる宣言。

ここは家に行ってあの神シーンじゃないのか?!重要なシーンが無くなってショック。

そして声優の話もする高木。ここで話を聞いたのは見吉ではなく、校内の噂。

原作で見吉はこの後、高木と付き合い、結婚し妻となるのに!!

ここで予想できるように、プロポーズのシーンも校内。それも階段。

もうショックで一旦読むのをやめてしまいました。

ここまでで小説第1話の半分。だいぶ違います。

覚悟はしていましたが、どうしてこんなことに…

大根監督へ

どうして見吉の登場は無いのですか?彼女の登場がないから『亜城木夢叶』の登場もないのですよね?

どうして服部哲役の山田孝之さんは門司さんを参考にしているのですか?

重要なシーンを変えすぎです。映画に尺が足りないことは理解しています。

ですが、さすがに重要なシーンをカットしすぎです...

『この世は金と知恵』よりも僕は亜城木夢叶が苦労して作り上げた作品、『疑探偵TRAP』のほうが観たかった。

言いたいことはもっとたくさんあります。

ですがそれは映画を観てからにします。11月いっぱい公開しててくださいね。

終わりに

今まで実写化されたマンガの作品の多くは観たことがない作品ばかりでした。

おそらく、初めてです。心から愛する作品が実写化されたのは。

ここまでひどいものになるとは思わなかった。

今まで様々な作品の実写化で怒っていた人たちの気持ちがわかりました。

バクマン。は作中の作家が描いたマンガもノベライズ版などで出版されています。

もし、機会があれば読んでください。

  

 

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 日本最大部数を誇る少年誌『週刊少年ジャンプ』そんなジャンプの裏側を描いているような作品です。ぜひ、みなさんスピンオフを含めてご一読を。

 

バクマン。 コミック 全20巻完結セット (ジャンプコミックス)

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*1:おばおばコンビ=僕が勝手に呼んでいるだけ。由来はどちらも名前に『おば』が入っているところから。

*2:映画バクマン。 小畑健イラストワークスに収録の話を参照

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