中国の「一人っ子政策」が完全廃止に。人口は増えるの?っていうお話
こんばんは。最近は日本語を勉強しています。
ジャイアンツファンの僕にとっては、セ・リーグ代表のヤクルトに勝ってもらいたかったですね。
話題はガラッと変わりますが、中国で実施されていた「一人っ子政策」が完全に廃止されたそうです。
小学校のときに衝撃を覚えたこの政策ですが、ついに無くなります。
人口はさらに増えていくのでしょうか?
「一人っ子政策」とは
人口世界一の中華人民共和国で行われている人口抑制策。産児制限策。
具体的には子供を二人以上出産すると国からの補助を受けられない等の施策が取られている。
しかし問題も多い。たとえば漢族以外の民族については本政策は対象外となっている。
さらに中国農村部の価値観に「多子多福」(子供は多ければ多いほど幸せが訪れる)があり、制度的欠陥も認められる。つまり男子誕生を期待する国民性が根強く(男尊女卑の風習)、特に農村では子供が大切な労働力として必要とされる実情がある。
この一人っ子政策による産児制限策と、以上の伝統的価値観の矛盾から、中国では「児童誘拐」「人身売買」が多発し、問題化している。
2007年の統計によると、女性と子供の誘拐事件は中国全土で2378件あった。
中国誌「財経」によると、中国全土で児童・婦女の誘拐事件が、毎年3000件以上ある。
人身売買、児童誘拐の対策を政府に求める、陳情デモも起こっている。
黒孫子(へいはいつ)の存在などが、農村などで問題化している。
なんだか難しいことが書いてありますが簡単に言うと
「人口増えすぎちゃったから、子供の数を制限するよ」
って感じだと思います。ゆるい感じで習いました。
「一人っ子政策」は段階を経て完全廃止へ
以前から緩和をされてきていた「一人っ子政策」ですが、ついに完全廃止となりました。
2013年に行われた共産党の中央委第3回総会で緩和。
「夫婦のどちらか一方が一人っ子の場合、2人目の子供を産むことができる」
それから2年。第18期中央委員会第5回総会で「一人っ子政策」は完全廃止となりました。
中国政府はこれからは
「すべての夫婦に2人目の子供を産むことを認める」
と決めたそうです。
・・・ん?
・・・おやおや?
・・・2人目の子供を産むことを認める?
ある意味これは・・・
「二人っ子政策」
じゃないですか?!
人口は思っているほど増えることはなさそうです。
でも、「兄弟ができる可能性が増えた」ということは子供たちにとっては嬉しいことだと思います。
兄弟は居たほうが楽しいですもんね。
おわりに
教科書が変わるのでしょう。
なんだか歴史の変わり目に立ち会ったような気分がします。
でも、たった30年ちょっとの政策なんですよね。
そう考えると時代の流れに乗ったような気もします。